“お灸をすえる”とは「お仕置き」の意味でよく使われている言葉になっていますが、現在はお灸のあとが残らず心地良い灸治療が主流になっています。
江戸時代の俳人松尾芭蕉の「奥の細道」の中に出てくる「三里の灸」はあまりにも有名です。
このように三里の灸は昔から万病、特に胃腸病に効くツボとして慣れ親しまれております。
また、小児疳虫の「チリゲの灸」や面疔のときの「合谷の灸」も有名です。
灸の効果
第一は、経絡に対する刺激
第二は、火傷を利用いての温補効果
第三は、白血球の増加とアルネット核の左方偏位、すなわち白血球の増加や若返りによる食菌作用の活性化や火傷により、その部位にヒストトキシンという有効な物質ができることがこれまでの実験的研究で解明されております。
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